観光・体験・研修旅行参考ルート
山古志村は2007年にようやく全ての地区の避難勧告が解除され、全地域の本格的な観光は2008年からとなります。
このページは「こんなルートも考えられますよ」という資料的なものになっています。

参考例1:「山古志の被災地・ロケ地視察」と「越後の農業・食体験」---1泊2日
食事→→被災地・ロケ地見学→→宿泊→→日本一手掘隧道→→農業体験・食事
水没した集落やその村が天空の里に丸ごと引っ越したところや、新しい山村の提案としての和風復興住宅見学、映画「マリと子犬の物語」のロケ地訪問、さらには越後の農業体験や食の体験をしていただきます。
宿は越後長岡の奥座敷「蓬平温泉」か山古志の山頂にあり夕焼け朝焼けが楽しめる「あまやち会館」のどちらかがお勧めです。
12時 長岡駅着 食事・・・へぎ蕎麦、のっぺ等
午後1時 長岡駅前発 タクシーで行きます。
長岡市内各タクシー会社は各種観光ルートを用意してあります。
被災地・ロケ地等のルートも来春には出てくるものと思われます。
1時時10分 車内より視察
長岡高校
大手高校
県長岡振興局
長岡高校→大手高校→新潟県長岡振興局前を通過
長岡高校グラウンド=映画の中でははマリたちが救出されて降り立つシーンが撮影されました。
大手高校グラウンド・体育館=実話ではこのグラウンドにマリや山古志住民は降り立ちました。ここには自衛隊の舞台が駐屯し実話でも映画でも食事や風呂が提供されています。体育館は避難所として利用されました。映画は実際の場所で撮影されました。
長岡振興局=地震直後に山古志村の災害対策本部が1階に置かれました。11月7日まで利用されました。
1時30分 車内より視察
新幹線脱線現場
トンネルから出たばかりの地点で新幹線史上初めて脱線しました。乗客・乗務員には怪我はありませんでした。
柱の補強工事のあとが見れます。
1時40分 車内より視察
妙見土砂崩れ現場
テレビで生中継された奇跡の幼児救出の土砂区連れ現場です。
今も信濃川には当時のまま大きな岩石が崩れたままになっています。
1時50分 車内より視察
浦柄集落
地震時に村中が濁流に飲み込まれました。民家の家の中を川にして水を放出したという緊急措置もとられました。
また、この付近は戊辰戦争の激戦地でもあり、今でも山の中から銃弾が発見されることがあるそうです。
2時00分
〜2時20分
見学
復興住宅
新しい村づくりのために日本家屋の良さと低コストと雪対策を備えた画期的な住宅です。
戸建と長屋タイプを見ることが出来ます。
2時30分
〜2時50分
見学
山古志支所
旧山古志村役場です。
映画「マリと子犬の物語」の撮影の模様のパネル展示がされています。
また、役場前には復興の鐘が設置されており誰でも鳴らすことが出来ます。
建物は今でも若干傾いていますが危険性はなく床に板を張り水平をだし業務に当っています。
3時00分
〜3時30分

散策
山古志闘牛場
美しいブナ林に囲まれた闘牛場で、映画の闘牛シーンの撮影地です。おじいちゃんと子供たちが約束をする大事なシーンでした。また蛭子さんも良い味を出していました。闘牛開催日以外でも山のほぼ頂にある円形スタジアムの雰囲気を感じることができます。
また闘牛場周辺はインデペンデンスボードウォークという板の道が張り巡らされておりお体が不自由な方、車椅子の方でも気軽に楽しむことが出来ます。
3時40分
〜3時50分
見学
自然ダム・水没集落
中越地震時に河道閉塞により水没した集落、今でも数件の家が土砂や水に浸かったままです。
4時00分
〜4時20分
見学
天空の里
水没した村は峰の頂に一部引っ越しました。天空にあるような集落となり、そのものズバリ「天空の里」となりました。
4時50分 宿到着 二つのお勧め
A:あまやち会館=山古志の山の頂にあるリーズナブルな宿泊施設。きれいな夕焼け・朝焼けが見れます。
B:蓬平温泉=長岡の奥座敷と呼ばれている谷あいの温泉地、中越地震で大きな被害をこうむったが見事に復活しました。
翌日
9時00分 宿を出発
9時30分
〜10時00分
中山隧道 戦前から戦後の期間に掘られたトンネルです。冬季でも安全に難所を通過できるように村人が手掘りで1000mものトンネルを掘りました。中越地震にもびくともせずに今日に至っています。
中は見学できるようになって居ます。
10時30分
〜12時00分
農業体験 長岡東山地域にある農業体験施設「あぐらって長岡」で季節に応じた体験をすることが出来ます。(あらかじめ連絡が必要)市民農園から温室、棚田、更には味噌やハム等の加工体験も出来ます。
12時00分
〜13時00分
昼食 あぐらって長岡でそばうち体験、それをそのまま昼食とします。
13時20分
〜15時00分
長岡駅周辺散策 駅から徒歩で行けるところに見所があります。
A:河井継之助記念館
B:山本五十六記念館
C:まちなか花火ミュージアム
D:戦災資料館
15時00分 解散