中越地震 山古志 マリ その後・・・
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中越地震に関係のある映画等


252 生存者あり



2008年12月6日から
全国ロードショー
長岡市妙見の奇跡の救出劇の実話がきっかけ

252生存者あり公式ページ

 この映画は東京での大災害とハイパーレスキュー隊の活躍による救出劇を描いた感動大作です。「マリと子犬の物語」と同じテレビ局日本テレビを中心に製作されたようです。
 公式ホームページを見ると「「252生存者あり」は、新潟中越地震の奇跡の救出劇から生まれた」とあります。あの、長岡市妙見の崩落現場でなんと4日後に幼児が救出されたという実話がきっかけになっている訳です。252はその現場で実際に用いられた「生存者あり」という意味のものとのこと。
 あの巨大な余震が続く中でのハイパーレスキュー隊や各地から来られた消防や自衛隊の皆様の活躍には現地被災者としてどれほど頼もしく思えたか・・・。当時を思い出します。
実際の崩落現場はここです。
妙見付近yahoo地図

たまたまですが、国道252号は、新潟県柏崎市から福島県会津若松市に至る一般国道で、中越地震被災地の十日町市や魚沼市、中越沖地震の被災地柏崎市を通っています。


空へ〜救いの翼〜



2008年12月13日から
全国ロードショー
中越地震で活躍したヘリコプターパイロット(後に殉死)の娘が主演

空へ〜救いの翼〜公式ページ

 主演の高山侑子さんの父和士さんは実際に航空自衛隊の新潟基地所属の救難隊員で、中越地震の際も数々の救援活動を行ったとの事。
 前山古志村村長の長島忠美議員の著作「私山古志から来た長島です」の中で全村避難時のヘリコプターでの救出は過去に例が無いほど危険なものであった事が内訳話として書かれています。「マリと子犬の物語」の緊迫した救出場面も脚色されていますが緊迫感はあのようなものであったと思いまし、この映画「空へ〜救いの翼〜」もその辺を中心にもっとリアルに描かれているものと思います。。
 和士さんはそのような危険な任務をされていて、中越の人達がどれほど助かったかわかりません。しかし、残念なことに2005年の新潟県内の墜落事故により37歳の若さで殉職。高山侑子さんは和士さんの追悼式に出席するために初めて上京した際、芸能事務所にスカウトされたとのこと。